クマブログ

サニーをいじったり…日々のあれこれです。

グイドシンプレックス社の手動運転装置

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

さて、ワタクシは車椅子使用者です。
ケガで背骨がおれました。
脊髄損傷、通称「脊損・セキソン」と言われてますね。
へその辺りで真っ二つ(ホントに千切れたみたい)に折れて足は全く動きません。
ケガの原因は山から転げ落ちました。その辺りはそのうちくわしく・・

で、気が付いた人もいると思いますが、マニュアルのサニーをどうやって運転するのか・・
そこでグイドシンプレックス社の手動運転装置が登場するわけですね~

この装置、なかなかすごいのです。
オートクラッチのシステム エンジンルームの黒い箱がサーボモタでクラッチペダルをワイヤで引っ張るようになってます。
アクセルリング ハンドルの後ろに付いているリングを引っ張るとスロットルがひらきます。
ブレーキレバー 押すとブレーキがかかります。ブレーキペダルのアームを押すようになってます。
この三つが独立して付いています。
足の動く人でもホンダのカブみたいに足を使わずクラッチを切りたいという人、または純和風に正座して運転、ドリフトしたい人にもおすすめです。

運転のしかたは?
アイドリングではファンの後ろに回転センサが付いているのでサーボモータがきいてクラッチが切れています。
一速に入れてアクセルを開けていくとエンジンの回転数に合わせて半クラッチで自動につながっていきます。
二速からはシフトレバーに赤外線のセンサが付いているので、触ると同時にクラッチがきれます。
普通と同じようにアクセルで回転を合わせないといけません。
シフトレバーを離すとクラッチがつながるのですが、クラッチをつなぐスピードも選べます。
コンピュータが付いているので書き換えが必要なのですが、普段はスイッチで二段階に切り替えができます。
このままではアクセルを離すとクラッチが切れてしまうのでホイールにも回転センサが付いていてスピードが出ているときはクラッチがつながったままでエンジンブレーキがきくようになっています。

頭で考えるとよくわからなくなりますが、なかなかよくできていてスムーズに走るには少しコツがいりますが、十分な機能です。
これでレースをやっている人もいるみたいですよ。
ワタクシは仕事やレジャーですね!
イタリアの物らしいですが、もう30年以上前から基本の装置はあって、最近はコンピュータ制御になってより使いやすくなったそうです。
いろんなものを考える人がいますね。 

付けてもらったところは大阪のガラージュ・レガルシー(http://www.legarsi-jp.com/htm/guido.htm)というところです。
いろんな車に取り付けしているみたいです。
ディアブロには付かなかったという話もききましたが・・
あまり強化のクラッチはモータに負担がかかるのでよくないみたい。
値段もかなりかかりますが、背に腹はかえられません。

これ、フォークリフトにもつくのかな~? オートマ探した方がいいか・・

最後の写真はサニーをばらす前の写真で、ワタクシが家の周りで使っている車椅子です。
クイッキー社のLEVOというスタンディングできる車椅子です。
普段は座っていますが、油圧で直立までできます。

サニーの屋根も洗えますね!

でもこの車椅子は重くて折りたたみができないので、車に乗るときは別の車椅子です。

サニーが完成したら、次はバイク。
その次はフォークリフト!(何を積み上げたいのか・・?)