コバ、糸用のワックス
コバを磨く時と、糸にしみこませる蝋には蜜蝋を使いますが、純蜜蝋では硬すぎます。
特にコバは暖めた蜜蝋をたっぷり染み込ませて磨くので寒い時にはヒビが入ってしまいます。
なので、ある秘密物質を10パーセントほど溶かし混ぜます。
なかなかまざらないのでゆっくりかきまぜながら・・
純蜜蝋は常温ではロウソクみたいに硬いですが、特製ワックスは、ちょっとやわらかくなります。
大体溶けたら寒天のカップに入れて出来上がり!
冬とかちょっと気温が低いとヒビは入りますが、暖めるともどります。
コバコートみたいな固めるものだと傷が付いたら戻りませんが、蜜蝋なら浅い傷くらいは暖めて手のひらでこするときれいになります。
コテで溶かしながらコバに染み込ませて、ペーパーで慣らし・・を数回繰り返し、ヘラで磨いて、最後に手のひらでこするとピカピカコバになります。