クマブログ

サニーをいじったり…日々のあれこれです。

刀鍛冶を見学しました。

イメージ 1

イメージ 2

急に刀が見たくなって知り合いの刀鍛冶の作業を見せてもらいました。

ウチの斜め前は昔、鍛冶やさんで小さいときは毎日のように見にいっていました。
火を使う所はその鍛冶やさんと似た雰囲気ですが、隣に別棟があってそこで刀の形を作っていきます。
一枚目の写真の奥の火で赤めたはがねの棒を左にたたく機械でどんどん伸ばしていきます。
途中、不純物が取れやすくするため灰を着けたり、外だけ熱くならないように泥をつけたり、
いろいろな秘伝?や思考錯誤があるそうです。
それを別棟の方で細かく整形していきます。
二枚目の写真は、まだかなり荒い仕上げの状態で、指さしてもらってやっと波紋がわかるぐらいでした。
そして、まだぐねぐね曲がっているのですが、それを当然真っ直ぐに伸ばしてまた、
反りも調整するそうです。
ほとんどが手作業なのでなかなか時間がかかるようです。
法律で一年間に24振りしか作ることができないそうです。
漠然と包丁とかナイフの延長?というイメージがあったのですが、ぜんぜん違いました。武器です!
ここの人は日本一になったこともある人で、数少ない刀鍛冶だけで食べていける人だそうです。
関は孫六で有名ですがここは孫六系ではなく、正宗などの流れだそうです。
調子にのって、一本お願い!とたのめるようなものではありませんでした・・

すごく興味のある仕事だったし、感想は凄い!の一言です。
ちなみに前日にラストサムライを見たため刀が見たくなった、ということはよくある話ですね。