クマブログ

サニーをいじったり…日々のあれこれです。

続 A型 バルタイ講座

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先ずは、計るための下準備です。

①ダイヤルゲージ取り付けのための鉄の板をロッカーカバーのネジで固定。

②正確なピストン上死点を出すために、プラグの穴に延長したダイアルゲージを差し込んで動かないところ
 をだして、円分度器の0度に針金を合わせる。
 ほとんどプーリーの合いマークとおなじでしたが、0,5度くらいずれているかな~?というくらいでした。

③タペットのクリアランスを冷間0.03mmに合わせました。
 これがくせもので、ベース円のところもびみょうに針が動きます。
 今まで、クリアランスを合わせたつもりなのに次ぎに計ると違っていたのはこのためでした・・

④ダイヤルゲージを先ずは一番EXのリテーナに合わせます。(写真はIN側です)
 A型は10mmほどバルブリフトするので縮めて固定。

さて、後は時計方向にクランクを回転させて各、角度を記録していきます。
作用角は、バルブが1mm開いたところからの角度なのでダイヤルゲージが一回転したところの角度から読みます。


で、解かりやすい図に書き直したのが下の写真です。

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ふ~ん・・なるほど。

この図から行くと、今のセットは

IN 中心角106,5度 作用角238.5度
EX 中心角100度  作用角241.5度
オーバーラップ33度

んん??
作用角240前後って?? ノーマル64度って話ですけど、4で割ると60度!??
これって、合ってますか??
はかり間違い? 解釈の違い?
図を見るとIN.EXがとっても対称に見えますね。

ちなみにバルブリフト量はIN、EXとも9.8mm前後になっているのでハイリフトにはなっています。

シングルカムの中心角の基本は両方を同じにすればいいんでしょうか??
そうすればIN.EXとも103度くらいにセットできそうですが・・

オーバーラップ33度ってのはどうなんでしょうね?

こうなってくるとノーマルカムの作用角や、オーバーラップの実測が知りたくなりますね~

これが正しいのかどうなのか・・それともこれがドラゴ○スペシャルの全貌か!!?


?ばっか、だれか・・

続く・・